大量首切り時代いつまで?

毎年3万人の自殺者に対してろくな対策をしていない日本政府です。
この雇用崩壊に対しても、利権団体に金を流す方便に利用するだけで、
抜本的対策をすることはないでしょう。


しかし、国民も良心が全く無いわけでもないのだから、何時かは何か
始めるでしょう。その“いつか”が来るためには、だいたい何人の
「犠牲者」が、「生け贄」が、必要だと思いますか?



・心優しい日本人ならば一人でも大騒ぎ。
・蒟蒻ゼリーを食べて亡くなった人くらいで。
秋葉原無差別殺人事件の被害者を超えれば。
・尼崎の列車脱線事故に並べば。
・現在の交通事故の死者数をを越えれば。
・アジアかぜ流行時の日本での死者数。
・交通戦争と言われた頃の事故死者数に並ぶ頃。
・年間の自殺者数を越える頃。
・スペインかぜ流行時の日本での死者数。
・太平洋戦争での戦死者に迫るくらいになれば。



蛇足(私感)

日本でも確実に、この社会は餓死者を頻繁に出すようになるのでしょう。
車に跳ねられた犬猫がぺちゃんこになるまで放置されているように、
駅前に餓死者が倒れていることが、日常の風景になるかもしれません。
電車の到着が遅れたら、あ、また誰か飛び込んだのかな? と思ったように、
早く誰か片づけろよ…と思って見過ごすようになるのでしょう。
200年もしない前には、それも日常の風景だったのだから。


老人は戦後の貧困を引き合いに出して「若者は甘えている!」と言って
捨てているのだから、それをちょっと引き延ばせば、上記の状況までは
ほんの直ぐです。


さて、自殺者に対する対策があの程度なのだから、この雇用崩壊も、
アリバイ造りのような言い訳の対策のみで放置されるのでしょう。


年間3万人の餓死者程度では、この社会は自業自得の自己責任で
済ますのではないかと思えてなりません。