はてなの担うかも知れない役割

思想的に自らの求める意見・調意見を恣意的に集めよう…
という意図をもって質問されている方が居ることに気づいた。
自覚的か無自覚かは別にして。


質問に対して、客観的に雄弁で論理性を伴っている回答に
ポイント拒否しながらも、論理性に乏しく奇抜な一意見で
しかないものに、大量ポイントを配っていたり。

・質問者の出題意図に反する…
もちろん、質問の意図を理解しない勘違い回答を無視・冷遇するのは当然だ。
そのような勘違いを律儀にフォローする必要はない。が、今上げた問題は、
この手のケースと混同しがちで、なかなか問題として表面化してゆかないだろう。
と思われる。



しかし、
質問者は客観的な判断を下す裁判官のような役割にあり、
そこで配られるポイントによって読者を思想誘導する
無意識的な効果を持っている。

金銭的に余裕のある富裕層が、この仕組みを意図的に利用し、
・価値観を問う設問を高ポイントを約束して開始する。
・出題者が好ましく思わない思想には制裁的にポイントを与えず
・出題者が好ましく思う思想には賞与的に高ポイントを与える。
それを見た読者は、同調性バイアスによって影響を受ける。
同調を受けない理性的な読者も、ポイントの差に気づけば、
欲得で出題者の望む回答を書き上げる。
これによって異なる意見の割合が、出題者に望む方向へと偏倚する。
その操作された意見対立が、あたかも客観的に世論の縮図のように
感じさせ、共感性の高い読者に、さらに強い同調性を与える。



はてなは、
特定のサイトへ誘導し、商売に直結する宣伝行為を禁止している。
が、これが、思想誘導には適用されるとは考え難い。
これが横行しても、はてなは儲かるので、問題に気づいても間違いなく
放置する。自浄は期待できない。



ここで指摘している自分は何なのか。推奨する意志は無いが…、担っている役割は同じか…。