オメガ-3脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA n-3)は、哺乳動物の脳の灰白質中のホスホグリセリドの主成分として古くから知られている。
さらに、灰白質から単離されたシナプトソームに関する初期の研究から、シナプトソームの細胞膜にはDHA n-3が含まれ、それらのDHA n-3は、ホスファチジルエタノールアミン、プラスメニルエタノールアミン(アルケニルアシル−グリセロ−ホスホリルエタノールアミン)、ホスファチジルセリンと選択的にエステル結合していることが示された。
対照的に、これらの膜のホスファチジルコリンには、エステル化オレイン酸が含まれ、膜のスフィンゴミエリンおよび糖脂質には、他のアミド結合脂肪酸との混合ではなく、アミド結合したステアリン酸が含まれていた。

へー。